Seven Deadly Sins | 天狼伝(アーカイブ) 天狼伝(アーカイブ)

Seven Deadly Sins

七つの大罪のうち、狼は『憤怒』の象徴らしい。

2月11日。それはMWAMの新譜の発売日だった。
『Seven Deadly Sins』(訳:七つの大罪)

MWAM狼たちにとっての大罪とは、恐らく氷に封印される前の暗躍だろう…などという妄想に耽りながら再生する。
1曲目『Seven Deadly Sins』はアニメ『七つの大罪』の2期主題歌になったことでもよく知られ、何度か耳にしたことがあった。
同じように今回の新曲たちは全て何かとタイアップをしているという、MWAM大出世か!?と思わせるような1枚だ。

2曲目『Dive』は疾走感のある1曲。何気に伏村は一聴き惚れをした。
特に歌詞の途中にある群青』(発売して間もないため反転)の言葉で一気に引き寄せられた。
彼らの曲は『青春』を感じさせるものが多い。
今回もその青さを感じることができて嬉しい。

3曲目『Falling』は壮大。
Emotionsやvitamin64のようなどこまでも広がってゆく空のような印象を抱いた。

4曲目の『evils fall』リミックスはご存知『Tale of Purefly』で発表された曲のアレンジ。
とにかく格好良い。

…と簡単にそれぞれの曲について触れておく。
後ろになればなるほど簡略化しているのは『自分で聴いてね♪』という憎たらしい メッセージだ(苦笑

それぞれ一言でまとめるなら。
M1『Seven Deadly Sins』:正統進化
M2『Dive』:疾走感
M3『Falling』:壮大
といったところだろう。(M4は既出曲のためここでは省略)

こうしてタイトルと見ると、今まで「上昇」だったMWAMが「下降」しているのは珍しいな、と思った。
だが、恐らくは5周年という節目を迎え、
「一旦初心に帰って改めて自分を見つめ直す」
というような意味合いもあるのではないかと思う。

特に歌詞に目を通した感じでもそう思わせられる。

ツアーに関しては恐らく行けないだろう…という状態で見送ることになりそうだ…無念。
だがこれからの彼らの更なる快進撃に期待する気持ちは変わらない、それどころか更に増すばかりだ。