冬だ!雪だ!MWAM『Memories』 | 天狼伝(アーカイブ) 天狼伝(アーカイブ)

冬だ!雪だ!MWAM『Memories』

今年の冬は狼にジャックされる!

2015年11月27日。狼たちは戦友であるシマウマたちと欧州殴り込みツアーを行なっている中、それは発表された。
新譜『Memories』である。

11月下旬に、駅の中に突如現れたJR SKISKIのポスターver. 2015。
それはなんと…狼だった…!?
ネット上では「今まで美女だったのに何故!?」という声が多数あったが
思い出せ、前に某ピエロもポスターやってたヨ。狼がイレギュラーなわけじゃないヨ。
更には「覆面同士の世代交代」とかいう声もあったけど、だからアレ被り物じゃないと(以下略

まぁ、というわけで
「もしかして今年のcm曲はMWAMが担当するのか!?だとしたら新曲!?それとも今までの中から使うのか!?」
と噂されてきた中、これまた突如新曲の発表がなされたのであった。

どうやら配信限定らしく、俺もね、速攻でiTunesで買ったよね。

で、だ。
MWAMは今までも「冬」な曲(PV的な意味で)を出していた。

『TAKE ME HOME』と『Take What U Want』だ。
これらの曲は「あぁー、雪山ァァァ!」と意欲掻き立てられた者も多いのではないだろうか。
かくいう俺もまた、『TAKE ME HOME』を見てスノーボードに手を出してみたくらいだ。
(と言っても1回だけだし本当に初心者だが)

更には、4thシングル『Seven Feadly Sins』もジャケ写がオーロラ/犬ぞりと「冬」を連想させるものだった。
今回、新たに「冬」「雪」を連想させるものをだしてきたのだ。

さて、曲についても触れておこう。
音はキラリキラリと輝き、JKJによるヒラリヒラリと飛ぶような導入からMr.Tによる力強いサビ。
この2匹によるバトンタッチの滑らかさはやはり好きだ。

内容としては彼らから見えるテーマである「自問自答」「青春」だろうか。
Memories、記憶・思い出…
音の華やかさとは離れ、過去から未来へ、そんなテーマを感じた。
耳コピでの歌詞で考えるならば、文字だけで見た時、
「過去と決別して未来へ歩み出す」
という意志が見えてきそうだ。

…これを変にこねくり回すと解散とか、なんかそのようなイメージを連想してしまうのは、彼らにもっと活躍して欲しいファンの良くない癖だろう。
現に彼らはこうして活躍しているのだ。まだその波がおさまる気配はない。
単純に考えて「悪さしていた過去を切り離し、この音楽を武器にこれからも闘っていく」という決意表明なのだろう。(公式BIOに沿っての考察)

やはり、この曲もまた「よし、頑張っぞ!」と闘魂注入したものなのだろう。
冬・雪シーズンの曲だが、その裏にある熱意は雪を溶かさん勢いだ。

そう書き終えると、伏村はまた曲に耳を傾けるのであった。