伏村豪州留学総まとめ
今回の留学テーマ【頑張らない。楽しむ。】
やぁ諸君、伏村だ。
無事に豪州留学を終え、今現在日本にいる。
気付けば帰国して約1週間ほどになる。
嗚呼、こうしてかつての日々は過去のものになるのだな、と時間の速さに驚く。
留学がどうだったかって?
そりゃあ泣いて笑って、非常に密度の濃い3ヶ月だった。
最も成長が望まれる英語力も、うん、多分伸びたかな。
これに関してはこれから夏休みに突入するし、ここでたるまず復習して維持するぞ。
経験値的な話をするなら、それまで徐々に輪郭が見えていた「俺」というものの軸が定まる機会となった、と思っている。
それは全てが英語という環境の中で生活するということ、その中で更にネットという四次元ポケットが100%使えないというハンデ、そして人との出会い。
これらにより、自分自身と向き合う切っ掛けを得た。
色んな人から「今何を勉強しているの?」「将来何をするの?」といった類の質問がマシンガンの如く放たれる。
それについて明確な答えをいまだ持ち合わせていない俺は、碌な回答もできないまま考え込むのであった。
そうしているうちに、己についての考えがまた一段と深くなっていく。
それらの内面的な話は、次の記事で語ろうと思う。
では以下それぞれの段階ごとに話して行こう。
【語学学校】
10週間の語学学校。今回の留学のメインだったりする。
入学前にクラス分けテストをし、俺は「学術的英語力コース」に入るとことなる。
5週間ごとに試験があり、俺は2回その試験を受けた。
最後の試験ではライティング以外A評価(A~Eまである。ライティングはB)というそこそこの成績を残し、無事卒業。
この語学学校はガチで頑張らなければ進級も卒業もできないので、ここで得た卒業証書は今までの中で一番嬉しかったりする。
【インターン】
そんなこんなで始まった2週間のインターン。
俺が行った先は環境保護だ。
仕事内容:雑草抜き
と一言で終わるくらい雑草抜いてばかりいた。まぁそれが一番の基本だからな。
生き物が生活するための環境を守る、ということはやはり大事なのだよ。
と、同時にどうやら俺は肉体労働が性に合っていることに気付く。
…でも肝心の肉体ができていないから、鍛えねばな。
旅行に関しては省略。
あえて言及するなら、「南の島でバカンス」ということだな。
さて、ここで当初の目標『頑張らない。楽しむ。』について考えていこう。
俺がこの目標を設定したのは、頑張りすぎて更に「俺まだ全然ダメだな…」という間違った方向の上昇意識を抑えるため。
実際俺は「檻の中の狼、森林を知らず(井の中の蛙大海を知らずの伏村版)」である。
それは自覚している。それでもなお、俺はその檻の中で頑張ろうという強い意識があった。
その檻の外にはいくらでも俺より凄く、もっと頑張っている人がいる。けど自分の上や下を見てばかりいても俺のポジションが変動するわけでもないし、だからどこかで折り合いをつけなければ疲弊するだけだ。
その中での「頑張らない宣言」は、つい上を見て気を落としがちな自分を棄てる意味を持つ。もちろん檻の外に出て、森林どころかそれこそ大海に出た俺は、たくさんの「もっとスゲーやつら」と出会うことになる。
その都度彼/女らを基準にして自分を測っていたらキリがないので、そこで「頑張らねば」という考えを排除する。
その「もっとスゲーやつら」の凄さを「楽しむ」。
人との出会い、目の前に立ちはだかる壁、それらすべてを「楽しむ」。
もちろん、それらを本当に「楽しむ」にはある程度の「努力=頑張り」も求められる。
だが、俺にはそのくらいの頑張りがスタミナ切れを起こしにくいって話だ。
(楽しむことに執着しすぎて逆に疲弊したこともあったがな!←)
しかし、その3ヶ月が、例え英国留学の9か月の1/3で実質短いものだったとしても、あまりにも早く過ぎ去る時間とその割にはギチギチになっている密度を見たとき、俺の目標は達成されたと思っている。
もちろん、まだ行きたいけど行けてない場所や、やりたいけどやれてないこともある。
しかしそれは己に課された課題を満足にこなすためには仕方のない見過ごしだったと思う。
ま、それはおいおいまた縁のある時にでも。
そんなわけで俺のこの留学は成功に終わったと思う。
前回、英国留学時には「得るものもあったが失敗だった」という考えが強く残っていたこともあり、「その経験を活かして…!」と思っていた俺だったが、しっかりと過去を活かせたと思う。
それまで俺の中に潜んでいた亡霊【当時の俺】はこれで成仏した(謎表現)
そしてこれからも、この短くも充実していた時間を活かすべく、俺はまた日常を「楽しむ」のであった。
【応援、支援してくださった全ての皆様に感謝】