もののけ姫

それぞれの場所で、今日も生きてゆくやぁ諸君、伏村だ。
昨日は長野に行った話をしたが、今日もお犬様祭りな話だぞ。
そう、結局ウズウズを抑えきれず、これもまた「今比較的落ち着いているというか最近またコロナが増えてきているし、いつ帰省されるか分からんから早めに行くべ」という事で弾丸長野旅の翌日に行ってきたんだ。
これが他の映画ならまだ行かなかったかもしれないが、何せ『もののけ姫』である。
この映画はだいぶ僕の精神形成に大きな影響を与えた作品なのだ。
親が言うには昔公開された時に映画館で見ているらしいが、何せ幼稚園上がる前の事であり、記憶にない。
つまり劇場で見られる唯一のチャンスかもしれない。これは見に行くしかないだろう。
と言う事で、観に行ってきた。

あの山犬一族と撮れてルークもニッコリ😁

そして売店では唯一のもののけ姫グッズとしてトランプが売られていた為、即購入した。
絵柄は劇中の名シーン集となっている。ここからいくつかピックアップしながら以後語っていこうと思う。
シーンに移る前にまずは僕ともののけ姫の出会いを語らせてほしい。
とは言っても出会った瞬間の記憶はない。物心ついた頃から既にもののけ姫に心酔していて、その当時は『山犬王子』を自称していた。
その名から分かる様にもののけ姫の中では山犬が1番好きだった。二次嫁という言葉を知る前だったが、正に二次嫁はサンだった。
「あなたの狼好きはどこから?」と訊かれれば、それはきっともののけ姫の病犬だったのだろう(しかし当時は山犬は狼とは別のものとして認識していたなぁ
そんなわけで脱線したが、要はもののけ姫は子供の頃から大好きだったという事だ。

まずは序盤のヒィ様の占いシーン。子供の頃は台詞や行動の意味を理解できないでざっくりとした粗筋しか把握していなかった。その為、ヒィ様が何しているのか分からず、おはじき遊びをしている様に見えた。子供の頃はそれで実際におはじきでヒィ様ごっこをしていたものだった。

少し進んでエボシ御前。当時は山犬チームに肩入れしすぎて、サン同様にエボシ御前を憎んでいた。しかし成長して多少の人間性を身につけた今では彼女の正義も理解できる様になったなぁ…。それでも山犬チームを応援してしまうのだが。
エボシ御前といえば、声を当てられてるのは田中裕子さんだ。田中裕子さんといえばやはり『おしん』。2019年に『おしん』がBSで再放送されて、僕はその時初めて『おしん』を1話から最後まで観た(あの川のシーンは色んな番組で引用されてるからそこだけは知ってた)。
そして思った。「おしんがエボシ御前なら強いわけだよ!」(何言ってるんだ
おしんが啖呵切ったり、ヤクザの口上を雄々しく言うと「エボシ様〜!」てなった。うん、エボシ御前もおしんも好き。山犬はもっと好き。
おしんへの脱線失礼、けどエボシ御前の話をするならどうしても良いたかった。
そしてモロ様の初登場!ツインテール(二股の尻尾)が良いっすよねぇ〜‼︎

そしてズドンされて川へ落ちてアシタカに遭遇するシーン(謎の山犬視点
映画館で観た時、アシタカを発見してグルルルルルするモロ様の声が響きまくってて凄かった(語彙力

大人になってから見ると「去れ!」の声に少し覇気が少しが無い様に思われる。

再び『おしん』へ脱線するが、アシタカ役の松田洋治さんは『おしん』でおしんの息子雄役をやられていたんすよね。親子で共演した2人がこうして剣を交えることになるとは…😭

お迎えに来る山犬かわ∃(着眼点そこか

劇場で観ていた時、離れて観ていた子連れ組のお子様がそこそこのボリュームで「可愛くなぁい」と呟いたのがツボでした。確かに可愛くはないなw

このシーンで変な性癖がついた気がします!(不純なガキだな

乙事主様の「悲しい事だ…」は我が家で悲しいことに対して
🐗「悲しいことだ…」
と引用するのがプチブーム。

モロ様〜💕

あ〜、そのシーンにしましたか。この直後の
🐺「黙れ小僧!」
ではないんですねぇ、残念😢

僕もモロ様のモフモフに顔を埋めたいです←

このシーン勇ましくて良いんだけど、BGMの「キーーーン!」が苦手🙃

僕も山犬の子の背中に乗りたい〜〜←
このシーンの前の遠吠えで僕は遠吠えマスターしました。最近は思いっきり遠吠えしてないなぁ…。鈍ったかも。

このモロ様の慈愛に満ちた眼よ‼︎
何気に山犬の子が耳を後ろに倒して怯えてんの良き(ぇ

僕もその背に乗って疾走したいです。もしくは並走でも良いけど体力がないのでやはり乗せてくださいw

そして最後の伏村ピックアップの名シーン。ここだけ切り取れば平和そのものじゃあないですか!
ここで「サンは森で、私はタタラ場で生きよう。共に生きよう」って良いですよねぇ。同じ土地での共存が難しくとも、それぞれの地で生きるだけでも立派に共存になるんすよねぇ。僕も僕の地で今日も懸命に生き抜こうと思った。
そんな感じでザックリと名シーンを振り返ったが(半分くらい「山犬良き」しか言ってない気がする)、いかがだっただろうか。
とにかく『もののけ姫』、特に山犬を愛していることが伝わっただろうか。
『もののけ姫』がなければ今の僕はないと言っても過言ではない。
それくらい僕は全身で『山犬王子』となり、『うるさい俺は山犬だ!』と叫んでいたのである。
そのマインドのまま大人になった僕はと言うと、狼を自称していたり獣化しているあたり、やはり変わっていないなと思う。
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