iPad Pro を買って1年以上経過。改めてレビューでも

その1枚の板は魔法の板だった。
やぁ諸君、伏村だ。
実は伏村、iPad Proを2019年1月に購入して愛用していた。
そんな話を今回はしようと思う。
動機編
そもそも何故iPad Proを購入したのか。
僕もiPadは持っていた。それもiPad 2である。
「ふっる!」と思ったそこの君ィ!そう、いくら何でも2011年に発売されたiPad2を2019年に使うには古いのだ!
僕は犬学のレジュメや電子書籍を読むためにiPadを導入していたが、いくら何でも古すぎる。それこそグループ内でシェアしよう→Keynoteでスライド表示…ができないのである!Keynoteももう対応していないのである!
PDFなんて重いから、PNGにしてからでないとまともに動かせなくなるレベルだった。
しかし意外とそういった部分以外ではバリバリ動いていた為、まぁ妥協して使っていた。
そんな中、2015年にiPad Proが発売された。
当時iMacでのお絵描き(たいしてやってないが)にペンタブを使っていた僕。
Apple Pencilがあれば液タブ的に使えるし、ペンタブを断捨離できるのでは!?とApple Pencilにとても惹かれたが、何せ充電方法がちとアレである。
それに当時金欠だった僕は、この時の購入を見送っていた。
そうして時は流れ2018年、今の形のiPad Proが発売された。
ホームボタンを廃止し、ベゼルレスとなったまさに「一枚板」なデザイン。
Apple Pencilもアップデートされ、側面に貼り付ける形に。
このスタイリッシュさに惚れた僕は、いつの日か買うことを心に決めた。
そして2019年、キャッシュレス決済に黒船がやってきた。
PayPayである。タッチ決済が主流だった中で、NFCが搭載されてなくても液晶さえあれば支払い可能なシステムは当時「タッチ決済にスピード感で劣る」とされていたが、このPayPay、大きな武器を掲げてやってきた。
20%還元である。しかも低確率で100%還元までするという。
僕も即PayPayをDLした。そして思った。「今こそiPad Proを買う時だ」と。
そうして僕はiPad Proを購入した。
11インチ、256GB、Wi-Fiモデルである。比較的安いというのもあるが、いきなり大きい12.9インチを買って「デケェ」と後悔するよりはまずは取り回しのしやすい小さいものを買おうと思った次第だ。
同時にApple Pencilも買ったが、Smart Keyboard Folioを買うか最後まで悩んでいた。
というのも、やはりiPad Proで文章を書く用途ってあるだろうか?iMacで良いのではないだろうか?と思っていた為である。
しかし、僕はノートは犬学で買ったWindows機しか持っておらず、それはあまり自由の効くものでもなかった。
それに、僕はiPad Proにカバーが欲しかった為、まぁあって邪魔でもなかろう、と買うことにした。
種類は前から憧れがあった、シンプルなUSキーボードにした。
勿論キートップのシンプルさに惹かれたというのもあるが、キーボードの右側をよく見ると、JISは特有のキーを配置する為に狭く小さいキーが並んでいる。
11インチという小ささもあり、この小さいキーがネックになりそうだな…と思い、USキーボードにした。
結果的に11インチはベゼルレスも相まって小さく物足りない感じはせず、USキーボードも特に問題なく使えている。
開封編
では、ここからは実際の開封時に撮りためた写真を放出しながら当時の様子を見ていこう。
これがお迎えしてきたiPad Proちゃんだ!


ぺりぺりペリ…



オープン!


この「1枚の板」感よ!(部屋に飾ってる仮面が映り込んでるなw)


画面の丸をiPhoneで読み込むと同期が完了するらしい。スゲー!


顔認証もして…

Hey Siriの設定も完了して初期設定終わり!
これからバリバリ使い倒すぞー!な瞬間であった。
iPad Proを便利に使う為に買ったもの
まずはこれ、in-line Apple Pencil専用マグネットホルダー!
これはApple Pencilユーザー全員に持って欲しい一品だ。
というのも実は伏村、1度Apple Pencilを紛失して、2本目(流石に中古)を買い直すという失態を晒してまして…。おっかしいなぁ、家の中にあると思うんだけどなぁ…。ともかく、マグネットでパチンとくっつけてるとポロンとどっかにいきやすいのは事実。
使い方としてはin-lineをケース、又は本体にくっつけてApple Pencilを差し込むだけという簡単設計。Apple Pencilも問題なく充電される。
[写真]
そしてin-line自体にもマグネットが内蔵されているため、このように内側に仕舞い込むことができる(この機能はiPadを立てる時に邪魔にならないようにという配慮から来ているが、iPad Proではそこまで大きなポイントでもない)
次のアイテムはこちらの紙質フィルム。iPad Proは何も貼らない方がより美しいのだが、やはり画面保護をしたいのと、そのままではガラスにカチカチとした書き心地なのが個人的に好きくないのでこちらのフィルムを購入。
カメラ部分も覆うタイプも販売されているがそれだとFaceIDの精度が落ちるかも?とのことなのでカメラを覆わないタイプを購入。
このHyperから出ているハブはまさにiPad Proユーザーには是非使って頂きたい一品だ。これはiPad ProのUSB-Cを拡張するハブだ。このハブに搭載されている機能は以下の6つ。
- 4K HDMI
- SDカードリーダー
- microSDカードリーダー
- USB 3.0
- 3.5mm イヤホンジャック
- USB-C
しかしこのハブなら充電しながらの使用は勿論OK!
それにデザインがiPad Proのためにデザインされているため、このように素晴らしい一体感を見せてくれる。
実際使ってどうなのさ?
紙質フィルムもいい働きをしてくれて、ガリガリ書くことができる。
家の中でのちょっとしたメモなんかもサッと取ることができて、ペーパーレスに貢献してくれている。
(しょっちゅう描くとは言ってない)
というのも、この記事も絶賛Smart Keyboard Folioでカタカタ買いているからだ。
まぁ1つだけデメリットを挙げるなら文字切り替えは日本語キーボードのが便利かなと思う。Macで定番のアプリ”Karabiner”はiPadにはないし、”Command+Space”もSpotlight検索が起動する(これは最近のMacはこういう使用らしい)ため、USキーボードなSmart Keyboard Folioの切り替え方法は2つ。
- 左下の地球儀アイコンを押す
- 設定アプリからCapsLockを文字切り替えに割り当てる
CapsLockのキー自体ほとんど使うこともないため、僕はそれに割り当てることにした。おかげで一般的なキーボードライクな使用感となった。
打鍵感はパチパチとした感じで、軽いながらもしっかりした感じである。
2段階に画面の角度を変えられるが、1つは普通の角度でもう1つは直角に近い。
この直角な感じは仰向けに寝っ転がって、脚の上に乗せて使うのにちょうどいい。まぁあまり使いどきない角度であるのは間違いないが。
キーボードといえばMagic Keyboardが発売されたが、これを買うか気になる読者もいるだろう(え、いない?)
結論から言うと…まだ買わないかな、と言ったところ。
と言うのも現に僕はまだバリバリ使えるSmart Keyboard Folioがある。
それにこっちは180度傾けて真っ平にすることができるが、Magic Keyboardはそれができなさそうだ。
Apple Pencilを使いたいから、真っ平にできない、描くには外す必要があるとなるとそこは考えものだな…とも思う。
かと言ってじゃあ買わないのかと言われれば、気にはなるのだった。
と言うのもやはりトラックパッドでマウスポインターが使えると言うのは大きい。
指先で触ってもいいのだが、細かい作業ともなるとやはりマウスが欲しくなたりもする。まぁそこはMac使えって話かな。
それにバックライトキーボードや、追加でUSB-Cがついてくるのも魅力的だ。
もし文字をバリバリ書きたいなら、このキーボードはApple Pencil並みにマストと言えるだろう。
ともあれ、そんなに買える潤沢な資金もないため、まぁスルーするのであった。
まとめ
とまぁ今回も長くなったがいかがだっただろうか。(と書くと最近流行のアレみたいだなw)
初代iPadが出た当初は電子書籍や写真の閲覧に向いているが、まだiPhoneをでかくしただけのデバイスという印象もあった。
それがこのい2018年に出たiPad Proによって、正真正銘の魔法の板と化した。
やっとiPadが真の価値を得た、とまで感じた。
これはiPadというデバイスの完成ではなく、スタートラインだとも感じている。
現にiPadはiOSから離れiPad OSという独自のOSを持ち進化を開始している。
今後のiPadの進化が楽しみだ。