MAN WITH A “BEST” MISSIONと伏村的ベスト曲
これが10年の歩み
やぁ諸君、伏村だ。
本日7/15は僕が敬愛するMAN WITH A MISSIONのベスト盤MAN WITH A “BEST” MISSIONの発売日だ!
僕はというと昨日フラゲして1日楽しんでいた。
今回はタワレコでの予約にして、B5ノートとdポイントカードを特典でgetした。
というのも僕はかつて2016年と2018年に発行されたMWAM Tカードを持っているからだ。

左上から2016年、2018年、そして下にあるのが今回のdポイントカードである。
2016年のTカードが出た時、僕はそれまで使ってたなんて事のないデザインのカードをやめてこちらをメインで使用し始めた。おかげで結構痛みが出ている。
その後2018年に出たときは黒字にロゴが映える神々しいデザインだったため、これを使うことはせずに、専用のケースに入れて飾ってある。
今回のdポイントカードも10年の重みあるロゴという神々しさなので、これもカードケースに入れて飾っておこうと思う。
(まぁTポイントもdポイントもスマホでも使えるからな←Tポイントは一部の店ではカードが必要だが…)
さて、特典の話はこれくらいにして中身へ移ろうかと思う。

まずジャケット。黒い10周年ロゴが描かれたケースにソレは入っている。

取り出すとこんな感じ。歌詞カードは表紙も裏表紙もMWAMのこれまでの写真がふんだんに使われている。諸君らの好きな1枚はあったかな?ちなみに僕は厳かな建物で会議風に座っている写真が好きなのだがそれはなくて残念だぞ!←

パカっと開けるとこんな感じ。ディスクのデザインがカッチョいい!!

初回限定盤を買ったのでDVDも付いているぞ!こちらは1枚目とは色味が少し違っていて、こちらもまたカッコいい!!
色味の違いを説明するならCDはスペースグレイ、DVDはシルバーと言ったところ。
ではそろそろ、肝心の音源に触れていこう。
今回収録された『ベスト』はこの曲達だ!
- Change the World
- Rock Kingdom
- Remember Me
- Raise your flag
- Take Me Under
- Memories
- Get Off of My Way
- higher
- FLY AGAIN 2019
- Dive
- Emotions
- Hey Now
- Database feat.TAKUMA(10-FEET)
- Dead End in Tokyo
- Take What U Want
- Seven Deadly Sins
- My Hero
…僕が一番好きな”Dog Days”が入ってない!けどDVDでライブ映像があるからよしとしよう!
ではこの中から特に気になったやつにコメントしてこうかと思ったけど、せっかくなんでこの記事では『伏村的BESTソング』を紹介していこうかと思う(え
伏村レコメンドはこれだ!
- Dog Days
- Broken People
- FLY AGAIN
- Emotions
- higher
- Brave It Out
- Dark Crow
- NOTHING’S GONNA CHANGE MY WAY
- Trick or Treat
- Chasing Sunrise
- The Victors
- FLY AGAIN -Hero’s Anthem-
Dog Days
上でもちょろっと言及したDog Days!この曲はまさに我が人生のテーマソングにしたいくらい好きな曲だ。
というのもこの曲の題材に僕にとってとても大切なものがあるからなんだ…。
Dog Daysとは何ぞやというところから話し始める。
ドッグ・デイズ(英語: dog days、ラテン語: diēs caniculārēs)とは、「夏のうち最も暑い時期」「真夏」「盛夏」を表す。北半球においては7月上旬から8月中旬ごろまで、南半球においては1月上旬から2月中旬ごろまでを指す。
この名前の由来は、おおいぬ座のシリウス(Dog Star)が、7月から8月にかけて日の出と共に現れ日の入りと共に沈むことが、この時期が暑くなることと関連づけられたことである。
古代ローマでは、ドッグ・デイズは7月24日から8月24日まで、もしくは、7月23日から8月23日までとされていた。多くのヨーロッパの文化(ドイツ、フランス、イタリアなど)では、今日でもこの期間をドッグ・デイズと呼んでいる。
Wikipediaより
はいここ!シリウス!そうなのだ、Dog Daysというものはシリウス(天狼星、犬星)が関係しているものなのだ!
シリウスと僕は実はふかぁい関係があるのだが、ちょっとスピリチュアルな話になるのでここでは深くは言わないでおこう。ともかくそれもあって僕は自分のサイトを「天狼殿 -Sirius Den-」と名付けたってわけ。@LouFs_のsはsiriusのsでもある。それくらい僕にとっては大事な星なのです。
そんな言葉をタイトルに冠したこの曲、中身も良くてまずは清涼感あふれるメロディ!
そして歌詞もいいんだこれが。内容としては人生を振り返って「でも俺は何も間違っちゃいないし、これからもきっと大丈夫」としながらも「今(退屈な日々)を脱却して、若かったあの頃みたいに戻りたい」「また苦しく辛い日々だろうとも若くて自由だったあの頃に戻ろう」みたいな自問自答系なんだけどね。うん、カッコいいっすわ。
ここでのDog Daysにシリウス的な意味が含まれてるのかは実はわからないんだけど、どうやら「夏の暑い日=暑苦しい=苦しい日、低迷期」と言う意味があるらしく、そう言う意味で起用したのかなと。
Broken People
この曲は上のリンクではChasing the Horizonに収録されていることになっているが、実はこのアルバムが発売された2018年6月6日より前に聴くことが可能だった。
それが2018年5月15日から始まったモンスターエナジーのキャンペーンだった。モンエナを買ってレシートを特設サイトでアップロードしてポイントを稼ぐキャンペーンで、そのポイントで「1万名に当たる新曲を最速DLできる権利」に応募できた。僕は見事その1万人の中の1人となり、モンエナを嗜みながらその曲を聴いたものだった。
その時期というと犬学生活最後の年だった僕。一度しんどくなって1年休学して、復帰して「もうなるようになるさ」と吹っ切れて(単位的に余裕だったため)楽しく送っていた日々。一匹狼暮らしで自由気ままに生きていたあの頃。犬学生活はまさに僕の中の青春だったと言って良い。
今でもBroken Peopleを聴くとその日々を思い出す。そして無性にモンエナが飲みたくなる。体のためにそんなしょっちゅうは飲まないが。
曲の内容としては骨太なサウンドが特徴的。歌詞は反骨心溢れる復讐ソング。
“Give me one good reason to not end this all”
の部分で無性にあの犬学生活を思い出し、モンエナが欲しくなる。
(パキャッ)クゥ〜、緑はやっぱモンエナ飲んだ感があって良いなぁ!
FLY AGAIN
MWAMのライブでまずやらないわけが’ない定番の盛り上がりソングFLY AGAIN!
勿論その曲調がいいのも好きなポイントだが、僕にとってこの曲は「恩人」な曲でもあるのだ。
僕がMWAMを知った2011年当時、高校生だった僕はイギリス半年&アイルランド4ヶ月というプランで留学していた。
アイルランドで迎えたハロウィンで、僕は人狼マスクを探して「狼 マスク」と検索して彼らを知った(結果マスクではなかったがな!
親が「海外で見つけたバンドだから海外のバンドかと思った(英語バリバリ話すし)けど、日本が拠点なんかい」と言ったのを今でも覚えている。
さて、その留学も僕はわりと自由にプライベートを過ごしていたのだが、肝心の学校生活はというと地獄のような日々を過ごしていた。
詳し知りたい方はこちらを読んでいただくとして(半分以上暗い話なので注意されたし)、結局生きる気力が殆ど底をつきかけていた。
そんな時に知ったのがMWAMのFLY AGAINである。
この曲も実を言うとダークな部分がある。
「人生の意味を探して 何を失ったかを見て 君はまた堕ちていき、自制心も簡単に失う」
これ、伏村が超ざっくり和訳した冒頭の歌詞ね(本来込めたかった意味とはまた違うだろうことを留意されたし)。決行後ろ向きな歌詞であることが分かるだろう。
そんな感じで進んでいき、中盤で
「君は独りじゃない 僕らと共に来い 壁をぶち壊そう 僕らならできる」
となるのだがね。ここで僕は救われた気持ちになった。結局留学は不登校になったため緊急帰国となり、そして精神的にだいぶヤラレた為闘病生活を送ることになり、そして酷い引きこもりになったのだが、そんな中でもMWAM関係のことになれば外に出る活力が得られた。何なら2012年7月18日にはMASH UP THE WORLDリリース記念に渋谷まで行った。そして運よくスペア・リブ氏と遭遇し、これまた運よく一緒に写真を撮らせていただいたのだ。

まさに僕はMWAM狼達に救われたのである。
Emotions
この動画が最初に公開されたときの興奮を今でも覚えている。イントロのヴァイオリンの音で感動の鳥肌が総立つあの感覚。今でもこのイントロがかかると「ウォー!来た来た来た!」と思う。
この曲も後ろ向きな部分がある。そもそも最初が「光のない闇の中 でも熱い感情を感じている」だしな。逆境の中でもその熱量を糧に世界へ羽ばたく、そんな曲だ。
僕も「貴方の声と笑顔を信じ 自らの行動で前へ進む 死んだような感覚を吹き飛ばし 過去を気にしないでいよう」と思える、そんな一曲だ。
(その割にまだ気にしてる部分もあるのだがね。まぁこういうのは一生抱えていく古傷なのだろう。それもまるっと含めて「僕」は「僕」として生きていきたい所存)
higher
Dog DaysとBroken Peopleに出会うまで、僕の2トップはEmotionsとhigherだった。
小気味良いイントロに優しく乗るJKJ氏のAメロ、そしてMr.Tの太く熱くも爽やかな声へとバトンタッチされ、サビへ。
こういうテンポがとても心地いい。こちらはEmotionsとは打って変わって最初からまっすぐ光へ飛んでいくような前向きな歌(Emotionsも最終的には前向きになるのだが)で、とても聴いていて気持ちがいい。
Brave It Out
この曲はMWAMがかつてスーパーラグビーという戦場で日の丸を背負って戦ったSUNWOLVES(サンウルブズ)に直々に書き下ろした応援歌だ。
何気にMWAM自身の曲で初めて”wolves”という単語が出た一曲でもある。
MWAMは毎年SUNWOLVESに楽曲を提供してきたが、その中で1番好きな曲でもある。
この雄々しさ、サビのノリの良さ。実際苦戦をたくさん強いられてきたSUNWOLVESが一矢報いると曲中のように「ウォー!」と叫びたくなる、というか叫ぶ。
SUNWOLVESは僕が初めて熱狂的に応援したスポーツチームだ。残念ながら2020年に最後のシーズンを行う予定だったが、コロナの影響で参加不可となり、SUNWOLVESのスーパーラグビーでの戦いは幕を閉じてしまった。
2020年シーズンは国内全試合観にいくぞ、と僕も思いまず初めに2月1日に福岡での試合を観に行ったのだが、そこで勝利を収めるという感動的なシーンに遭遇した。詳しくはこちらで。
2020年シーズンでのMWAM応援歌はFLY AGAIN -Hero’s Anthem-なのだが、そう、この曲も伏村的ベストに入っている。後ほど詳しく紹介したいと思う。
Dark Crow
イントロのバグパイピ!じゃないバグパイプ!(勢い余って誤字したのをそのまま掲載)
ケルト音楽とかスコティッシュ音楽とか大好物だからね、こりゃあ反応しますよ!
それにMVの背景に注目していただきたい。これ、大谷資料館ですよね?
大谷資料館とは僕の生まれ故郷栃木県にある大谷石の採石場だった場所だ。今では資料館として公開されている。てか僕も一度行ったよ!


と、つい背景に目が行ってしまったが、そもそも「カラス」という題材がまた良い。
と言うのも、僕が単にカラスが鳥の中で好きだからと言うだけでなく、カラスは狼と協力して狩をするからだ。まさに「狼と鴉」とはベストマッチなわけだ。
NOTHING’S GONNA CHANGE MY WAY
はい、古くから知ってる方には懐かしい、ライブでもあまりやらない曲来ました!
上でも記したようにこのNOTHING’S GONNA CHANGE MY WAYが収録されているアルバムMAN WITH A MISSIONは僕が最初に買ったMWAMのCDのうちの1枚だった。
同じくこれに収録されているFLY AGAIN(正確にはNEVER FXXKIN’ MIND THE RULESが初出)も好きだが、それ以外でならこれが圧倒的に好きだ。
まず歌詞が基本日本語なのがとっつきやすいよね(そこかい
いやいや、日本語だから英語より理解しやすいんですよ。
まずはこの試聴ボタンから聴いてみてくださいよ、めちゃくちゃ悩める若者にクリーンヒットする詩だと思いません?
もちろん悩める僕にもドストライク、共感しっぱなしなわけで。
思えば僕はたくさんの悩み事が当時あった。今でもそのうちの何個かはまだ残ってたりもするし新しい悩みも増えてるんだけど、あの頃に比べればかなり悩み少なく気楽に生きてる方かと。
そんな答えのない悩みに枕を濡らす日々もあった。そんな時にMWAMの音楽で「でもまぁいいか」と思わせてくれるような、「こんなところで負けてられるかよ」といったような反骨心、「僕は独りじゃないんだ」といった安堵感を得ていた。
僕を邪魔立てできるものはなし、とまでは言えないけど、勇気をくれる一曲だ。
Trick or TreatからのChasing Sunrise
このコンボ、特に好きなのはChasing Sunriseなのだが、この曲の前にTrick or Treatが入っているのがとても良い、というかこのEPはつなげて聞くととても心地良い1枚だ。
Smells Like Teen SpiritからのFeel and Thinkも痺れる程良いし、Trick or Treatというハロウィンパーリィからのしんみりとした、「祭りの後」であるChasing Sunriseはまさにパーリィした後の早朝に聴きたい流れだ。
「生きていれば面倒なこともたくさんあるけど、でも大丈夫、なるようになるから」そんなメッセージをこの曲から受け取る。「楽になりたい?ならなれば良い、大丈夫だから」と優しくJKJ氏とMr.Tの声でしんみりと歌われると心洗われる気持ちになる。
FLY AGAINの時に軽く話したが、僕が緊急帰国して引きこもりになった時、引きこもりなりに頑張って近所のTSUTAYAに行った。そしてそこでアルバムMAN WITH A MISSIONと、このTrick or Treat e.p.を購入した。僕の最初に買ったMWAMのCDだ。
そんなわけでとても思い出深い1枚だ。
The Victors
2020年2月14日に公開された映画『MAN WITH A MISSION -Trace the History-』。
イヤー、ファンにとっては堪らん映画でしたね。
僕なんかムビチケコンプしたので3回観に行ったよ(暇人か
その主題歌だったThe Victors。
JKJとMr.Tが交互に同じメロディーを歌うの良いよね。
“We are the victors. We are the ones who rule the night.”の合唱シーンは本当に震える。
MWAMだけが”勝者”になったのではない、我々ファンもまた、この10年という時を共に過ごした”勝者”なのだと、一緒に舞台へ引き揚げてくれる感じがたまらない。
また、”勝者”というワードで連想されるのが度々出てくるFLY AGAINだ。
「真実を求めると、人生は時に残酷に見える
勝者か敗者か決める中で果たして最終的に馬鹿を見るのはどちらか」
再び伏村超意訳。この楽曲が出たのは2011年4月6日、2029(臭う肉)枚限定のCD、NEVER FXXKIN’ MIND THE RULESに収録されたのが最初だ。2010年の3月に世に現れたMWAM、そこから1年経ってもまだ不安はあった、というかMWAM自身も苦悩がたくさんあったのだろう(映画を観た感じ)
その中で「果たして勝者か敗者かどちらになるのか、もしくはバカを見る羽目になるか」をいう思いがあったのかもしれない。
そこから9年が経ち、今MWAMは自身らを”勝者”と呼べるまでにモンスターバンド(見た目も中身も)と化した。
だからこそ僕は歌いたい、”We are the victors”と。MWAMたちが我々に送ってくれた賛歌を歌い返したい。
FLY AGAIN -Hero’s Anthem-
長々と書いてきたこの「伏村的ベスト曲」最後を飾るのはこの曲、 FLY AGAIN -Hero’s Anthem-。
この曲はBrave It Outでも触れたSUNWOLVESの2020年テーマソングとして新たに制作された。
FLY AGAIN はremix、2019年ver.とこれとで計4パターンが存在する。
このHero’s Anthemは何が違うかと言うと、試聴ではカットされているので是非フルで聴いて欲しいのだがイントロが間奏から始まることだ。また背景には手拍子と歓声も追加されている。
これはいままで観客を賑わせてきたSUNWOLVESへの賛辞なのだろうことが窺える。
HeroとはまさにSUNWOLVESのことだ。
しかし僕はこのHeroにMWAMを当てはめたいと思う。
この10年、僕に関しては9年間音楽シーンを盛り上げてくれたMWAM。
僕の人生の大きな光となったMWAM。まさに彼らこそが僕にとってのHeroである。
そしてFLY AGAINといえば最早MWAMのAnthemと言っても良い。
この曲もライブでかかって欲しいなぁ!最初は手拍子をして迎え入れたい。「ウォーウォーウォー」と吠え、あの万歳をやりたい。
後書き
以上で「伏村的ベスト曲」紹介は終わりだ。長々と付き合っていただけて感謝しかない。
諸君らのベスト曲は何であろうか。ファン一人一人にそれぞれ思い出深い大切な曲があるだろう。
その思いを是非大切にしていただきたい、って言われなくてもしているだろうが(苦笑
さて、僕はここらで筆を置こう。
MWAMのオンラインライブを見なければならないのでな。(記事執筆時20時を回ったところ)
では、良い夜を。
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