伏村に弟子ができた話
やぁ、伏村だ✋
なんと僕に弟子ができたという話をしよう。
きっかけは僕が転職をしてからの出会いだった。
僕は前職をHSP特有の聴覚過敏により休職→退職し、今年8月に新たな職場で心機一転頑張っていた。
新たな環境ではとても人間関係に恵まれ、何人か「私も狼好きですよ」という方との出会いもあり「転職してよかったなぁ」と思っていた。
その中で、「実は子供が狼好きなんです」という方がいた。
僕はその子の誕生日に、転職と同時に始めた羊毛フェルトで作った狼を贈った。(我ながら初心者にしては上手く作れたのではなかろうか)
コンセプトは「見守り狼」。机の上とかにちょこんと置いて日常を見守ってほしいなーなんて思って指を時に刺しながら制作したわけだ。
結果としてとても喜んでくれたようで、「見守り狼」もとても愛されているらしい。
その弟子ちゃん(職場の人の狼好きのお子さん)がこの間誕生日という事で、羊毛で狼さんを作って送りました🐺
コンセプトは『見守り狼』、机の上などに置いて常に見守ってくれる感じに働いて欲しいなー👀
ドえらく喜んでくれたようで僕も嬉しいです😊 pic.twitter.com/rofKysmaAW— 伏村 琉🐺 (@LouFs_) October 13, 2020
そしてその子はなんと僕のことを「狼師匠」と呼び始めたそうだww
そういうわけで僕に弟子ができた。
うむ、今回は子煩悩ならぬ弟子煩悩を語る記事なので、「伏村最近楽しそうでいいね」と思いながら読んでほしい。
僕の狼好きのきっかけは、思い返せば『もののけ姫』の山犬からだったように思う。
物心ついた頃には自らを「山犬王子」と名乗り『もののけ姫』から遠吠えの仕方を学び毎日のように遠吠えしていた。
そこから20年ほど経った今も自らを「狼」と名乗って狼に変身してしまうので、「3つ子の魂100まで」とは本当だななんて思ったり。
そこで弟子の話に戻るが、なんと弟子の狼好きの入り口も『もののけ姫』だったのである!
そこに運命的なものを感じてしまった僕、もうゾッコンだよね。
更に弟子とフィーリングが合うだろうなという話がある。
なんと弟子がある日こんな疑問を持ったという。
「狼を祀っている神社はないのかな」
それを親御さんから聞いた僕、満面の笑みで「ありますよ!」と即答したよね。
動物の狼だけでなく、狼信仰にも興味があるとか…なかなか素質あるな、育てがいがあるな、なんて感じながら僕はある資料を作った。
その名も「狼ノート」
表紙に力作の狼の絵を描いたファイルを用意した。
中には
- 狼信仰について
- 三峯神社・御嶽神社の概略、そして個人的に推している山梨の七ツ石神社について
- 狼への価値観の違いの理由
- 日本で狼に会える場所
- ニホンオオカミについて
- 七ツ石神社が再建されるまでの物語(ネットより引用)
とまぁ36ページという大長編(後半の物語が一番長い)の資料を作成して挟んだ。
ファイル形式にしたのは今後また僕が渡した資料(頑張って作ってます)をまとめてもらったり、自分で調べたことをまとめてもらうようにして欲しかったからだ。
弟子はノートをとても喜んで読んでくれたようで嬉しい限りだ。
弟子「狼を祀ってる神社って無いのかな?」
とのことなので、僕が持つ狼信仰の知識情報を簡単に纏めた紙を『狼ノート』と題したファイルに入れて渡した
この絵はそのファイルの表紙として描いた
喜んで読んでもらえているようで良かったよ〜 https://t.co/8Sq7G0n2JY— 伏村 琉🐺 (@LouFs_) November 4, 2020
どうやら勉強熱心になり、狼や狼犬についてあれこれ調べる力がついたとのことなので、教育的にも役に立てて嬉しい。
弟子もクリエイティビティに火がつき、毎週贈り物をくれるようになった。(本当は毎日贈り物をしたかったらしいw)
我が部屋に「弟子コーナー」が生まれてそこで大事に保管している。
そんな弟子と師匠の交流だが、実は本日まで1度も会ったことがなかった。
親御さんからは「多分二人で会話したらすごいことになるのでは?」と言われていたが、やっとのご対面である。
弟子との共通点はもう1つあり、それは『鬼滅の刃』が好きであること。
かたや弟子は原作派、僕はアニメ派ということで知識の差はあるのだが。
そして今は劇場で鬼滅の映画が公開されている。それに一緒に観に行くことになったのだ。
「8:30に集合で!」
と言われ8:15頃に映画館へ着いた僕、と弟子親子。
僕を見た弟子の反応はと言うと、意外とクールだった。
いや、照れてたのかな?まぁ僕の目にはクールに見えた。
色んな世間話をしながら、映画待機をする僕ら。
そしていざ映画鑑賞。
映画の感想の詳細は割愛させていただく。とにかく良かった!とだけ言っておこう。
観てきたー!!!
鳥肌止まらんかった、凄かった(語彙力崩壊 pic.twitter.com/FeJzIst4UW— 伏村 琉🐺 (@LouFs_) November 22, 2020
映画が終わった後は僕の家でのんびり雑談をした。
その時、「部屋が若干散らかってるので(嘘」と少しだけ時間を頂き僕は狼形態に変化して弟子が部屋に上がってくるのを待った。
狼な僕を見た弟子の反応は…やはりクールだった。
いや、ビックリはしたらしいが、結構ポーカーフェイスなのかな?
僕の部屋を見るやいなや、目を輝かせ色んなものに食いつく。僕は嬉々としてそのアイテムの由来を語った。
ともあれ狼形態をお披露目した後、簡単に昼食を済ませ、雑談した。
弟子は僕のiPad Proでのお絵描きをいたく気に入ったようで、そのクリエイティビティを爆発させていた。
(後で見てみたら100%だった充電が41%まで減っていたwww)
そして帰る時間になり、「帰るよ」「まだ」の応酬を何度も繰り返していたが16時すぎた頃に帰っていった。
部屋に1人になった僕は、しんと静まり返ったこの部屋で今、この記事を書いている。
映画の後、弟子親子を我が家に招き楽しいひと時を過ごした🤗
僕が作り上げた狼空間を目の当たりにした弟子はもう大興奮、満喫していただけたようでなによりだ😌
写真は弟子とお揃いで買った伊之助アクスタ(僕が伊之助好きなので)
弟子からの頂き物を保管する『弟子コーナー』に鎮座させた pic.twitter.com/WflF9j6rr2— 伏村 琉🐺 (@LouFs_) November 22, 2020
それにしても弟子、いいわぁ〜(惚気
僕とやたら共通点が多くてまるで子供の頃の自分を見ているようだった。
でも年齢の割に大人びていて、すごいな〜と思ったり。
当時の僕はもっとちゃらんぽらんだったからなぁww
実は親御さんともかなりフィーリングが合うので、この親子前世で絶対密な関わりあっただろとまで思う。本当になんなんだ(嬉
弟子親子とは本当に今後ともよろしくお願いしたいので師匠、今後とも頑張ります💪
『人生楽しんだモン勝ち』を長い事掲げてきたが、今やっと勝っている感覚に浸れている
良い仲間と出会い、可愛い狼の弟子もでき、狼作家になるという夢も生まれ未来に希望しかない充実ライフを過ごせている
これまでの苦しみ悩みも今へ繋がる為の道だとやっと肯定できるようになった pic.twitter.com/FKssgytTw7— 伏村 琉🐺 (@LouFs_) November 21, 2020