1回生の最後の夏の日 | 天狼伝(アーカイブ) 天狼伝(アーカイブ)

1回生の最後の夏の日

9月17日。

それは、俺が犬学生になって初めての夏休み。そしてその最終日。
明日から学校が始まる。

今までなら「いやー、もっと遊びたーい」と言ってるかもしれないし、
同時に「宿題終わらん…」と嘆いていたかもしれない。
だが今回の夏休みは、まぁまぁ楽しめたのではないだろうか。
「1回生の夏が一番自由だからな!楽しんでおけ!」
そうF先輩は言う。俺は、きちんと彼の言葉通りに動くことができたと思う。

最終日。俺は某ショッピングモールへ赴く。
起床時間が午後になっていたため、シャワーを浴びてそのまま相棒−原付−で行く。
目的地に着く頃には小腹が空いていたので、Star Bucks Coffeeでラテとアップルパイを頂く。
何気に初めての1人スタバだったが、スムーズに行き、満喫することができた。
確かに落ち着いた、お洒落な雰囲気を醸し出していた。
メニューも美味しかった。

そして、俺は知人が勤めているアパレルショップでレザーブレスレットを購入。
手元のお洒落度が上がり、俺の腕ではないようだw
この場所へ来る度に足を運ぶ場所がある。

そう、無印良品だ。
というよりも、このショッピングモールへ来る理由の大半を占めている。
だが今回は長居していられないので、消耗品を買って帰るのであった。

文字に起こすと淡々としたものだが、実際はとても充実していた。 この夏休みに蓄えた様々なもので、明日から始まる後期も充実させたものにしたい。